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今マンハッタンを歩いていると、「東京」と書かれた広告を見かけます。実はこの仕掛け人は東京都、東京へ外国人旅行者を誘致するためのシティセールスを今はニューヨークで展開しているのでした。この広告は10月の1カ月間マンハッタン75箇所に設置されているようです。写真の広告はタイムズスクエアのものですが、ほかにも数箇所で発見しました。 この広告、日本人の私には結構インパクトあります。ニューヨークでは(右の写真のように)公衆電話などのブースにこのような広告が貼られるんですが、そこに日本語を見つけたことはありません。なので、この広告はすぐに私の目に留まりました。おそらく、アメリカ人にとっても「東京」という漢字が新鮮なので、目に留まるのではないでしょうか。ただ、ほとんどのアメリカ人には「東京=Tokyo」とは理解できないでしょうし、「漢字≒中国」ですから、足を止めてよく内容を読まないと、「中国あたりの宣伝かな」で通り過ぎる人もいそうですが。 今回のニューヨークでの観光プロモーションは、この広告のほかにも観光業者を対象とした商談会やセミナーが実施されるようですが、一般市民向けには、10月27日(金)、28日(土)の両日、グランドセントラル駅Vanderbilt Hallで、観光イベント「Tokyo Fiesta」が開催される予定だそうです。Tokyo Fiestaでは次のような展示が行われるようです。 <伝統的な東京> ・江戸百景浮世絵の展示 ・伝統工芸職人の実演 <新しい東京> ・3D映像による東京紹介 ・デジタルアートの展示 ・観光スポットの紹介 ・東京マラソンのPR ・東京・ニューヨークの姉妹都市交流の紹介 個人的には、かなり魅力的な内容ではないかと思います。特に、浮世絵や職人さんの実演などは日本でもなかなか見れないものですし、3D映像による東京紹介では日本の最新技術を駆使した映像が楽しめそうです。ひょっとしたらアメリカ人よりも我々日本人のほうが楽しめそうなイベントのような気もします。 残念ながら私はこの期間ニューヨークにいない予定なので、このイベントに参加することはできません。どなたか、後日感想を聞かせてください。 ![]() 11月30日(水)は、ロックフェラーセンターのクリスマスツリーの点灯式でした。Thanksgiving Dayの辺りからロックフェラーセンター周辺は観光客が増え始め、夜でも混んでる話はつい先日しましたが、この日のロックフェラーセンターは別格でした。 朝から警察官がバリケードの準備を進め、昼過ぎに通りがかったときにはいつもロックフェラープラザに置いてあるベンチはすべて片付けてありました。なんだかお祭り前の静けさといった感じでした。 仕事を終えロックフェラープラザに向かうと、そこはすでに人混みでごった返し、ロックフェラープラザはすでにバリケードで囲まれ、警察官によって入場制限されていました。もはや普通に点灯式を見ることは不可能な状況です。でも、とってもありがたいことに、ロックフェラープラザ内のビルに事務所を構える方に、この日の点灯式をみんなで見ようというイベントにお誘いいただいていたので、人混みをすり抜け、プラザの中に入ることができました。 会場となる事務所に着くと、早速ツリーが見えるはずの窓際に向かいます。「おぉっ!」ツリーが上からみえるではありませんか!そしてありえないほどの人混み!この場にいられることの幸せを実感した瞬間でした(´ ▽`)点灯式は午後7時から午後9時。でも実際に点灯されるのは午後9時です。じゃあそれまで何をやってたかと言うと、スケートリンクや特設ステージを利用してのショーやらライブでした。 上から見てますので、下で具体的に何をやっているのかは良くわからなかったのですが、スケートリンクでフィギュアスケートが行われていたのははわかりました。滑ってる人がすんごく小さくって、逆に人形のようでかわいかったです。興味深かったのは、初めて生でフィギュアスケートを見たんですが、当たり前ですけどスピード感があるんですよ。普段はテレビでしか見たことないからスピード感良くわからなかったんですよね。上から見てるとそれがよくわかって。 特設ステージでのライブは特大スクリーンにも映し出されていて、ミュージシャンの名前も出ていたんですが、私がわかったのはロッド・スチュアートとシェリル・クロウくらいでした。きっと有名な人たちが来てたんだと思います。観客からすごい近いところで演奏してました。近くで見てみたかったです。 8時30分を過ぎ、そろそろクリスマスツリーに点灯かなぁなどと思って見ていると、スケートリンクに人が集まってきました。良く見ると子どもの姿が目立ちます。これは後でわかったことですが、クリスマスツリーに点灯したのはブルームバーグニューヨーク市長と、ハリケーン「カトリーナ」「リタ」で被災した子たちだったそうです。きっと彼らがその子たちだったんでしょうね。![]() 点灯の準備が整い、いよいよ点灯です。 会場にカウントダウンの声が響き渡ります。 …5・4・3・2・1・・・・・・・ 点灯です!!!!! このツリー、ホントにおっきいんですよ!点灯したツリーを見て、改めてその大きさに驚かされました。きっとクリスマスのシンボル的な存在としてたくさんの観光客を魅了するんでしょうね。 点灯式も終わったので下に降りてみると、そこには少なくなったもののまだたくさんの人がいて、クリスマスツリーを見上げてました。下から見るツリーは上から見るよりもさらに大きく見えました。ちなみに、ニューヨークでは街の至るところで木にライトを点けていますが、昼間でもライトを消しません。日本では普通昼間は消してますよね?仙台の冬の風物詩、Sendai光のページェントも昼間は消してたはずです。そういえば、光のページェント、今年ももうそろそろ始まる頃ですね。なんだか少し懐かしくなりました。 Rockefeller Center Concourse Hours 6AM-10PM 212-332-6868 (General Information Concierge) 212-632-3975 (The Rockefeller Center Information Line) Sendai光のページェント(仙台市ホームページ) Sendai光のページェント実行委員会ホームページ 12月12日~31日 17時~23時(31日のみ~24時)
11月6日(日)はニューヨークシティマラソンでした。
ニューヨークシティマラソンは、世界最大規模の市民マラソンです。公式サイトによると、85,000人以上の応募者があり、200万人が沿道から声援を送り、2億6000万人がテレビ観戦するそうです。賞金総額も$500,000を超し、男子マラソン優勝者には$100,000、女子マラソン優勝者には$130,000が与えられるなど、その賞金の行方にも注目が集まるようです。(ちなみに、女子の賞金は史上最高らしいです。)応募者が多すぎるためいつも抽選となるこの大会、今年は幸運な37,000人がスタートラインに並ぶことができました。 ニューヨーク市の5つすべての区(borough)を走るようにコースがつくられているのですが、マンハッタン区とスタテン・アイランド区は島ですから、コースは橋で結ばれることになります。ただ、橋は各区、特にマンハッタンと他の区を結ぶ大動脈のような存在で、普段から渋滞の原因となっています。なので、その橋に交通規制をかけてしまうのはすごいなぁなどと思っていました。その日が近づいてくるにつれ、マンハッタンの中をジョギングする人も増え、少しずつマラソンムードが高まっているのがわかりました。本番となるレース以外にも、レースの1週間くらい前からイベントが用意されていて、それを地元マスコミが取り上げたりして、雰囲気を盛り上げていました。 レース前日の土曜日には、ゴール地点となるセントラル・パークにあるレストランTavern on the Greenで参加者限定の夕食会が開催されたり花火が上がったりと、いわゆる前夜祭が行われたようです。たまたまレース前日の5日(土)にセントラル・パーク付近をぶらついていたら、ちょうど夕食会の前だったらしく、参加者がたくさん並んでいて、セントラル・パークも翌日の本番に向けて準備が続けられていました。 また、その日の午前中にはInternational Friendship Runという、国連本部からTavern on the Greenまでの4マイル(約6.4km)を楽しく走るというイベントがあって、アテネオリンピック女子マラソン金メダリストの野口みずきさんが走っている姿がテレビで取り上げられていました。このほか、The Abebe Bikila Awardという、あの『はだしのアベベ』で知られる2大会連続の金メダリストにちなんだ賞が用意されているのですが、これも野口さんが受賞していました。さらに彼女は、男子マラソンのゴールテープをブルームバーグ・ニューヨーク市長(当時選挙直前)とともに持つなど、今年のニューヨークシティマラソンを華やかに盛り上げていました。 ちなみに、石原東京都知事も来てました。何でも2007年2月に東京でも同じような市民マラソンをやるための視察とのことでした。東京で開催するときには、交通規制や警備の方法だけじゃなくって、ぜひこの盛り上げ方も参考にしていただきたいです。 私にとって初めてのニューヨークシティマラソンは、マラソンするわけでもイベントに参加するわけでもなく、少し離れたところから、まさに『垣間見る』ような形でしか触れることはできませんでした。でも、街がほのかにマラソンムードに染まり、参加者がさまざまなイベントを楽しんでいるのを見て、この街(国?)の根っからのエンターテイナーぶりを改めて知らされたのでした。 2005 The ING New York City Marathon Tavern on the Green Central Park at West 67th Street, New York, NY 10023 212-873-3200 ![]() 10月31日(月)はハロウィンでした。ハロウィンというのは11月1日のキリスト教の万聖節を祝う前夜祭。厳密には10月31日から11月2日までを言うらしいのですが、カレンダーでは31日のところにだけハロウィンと書かれていました。この日が中心ということなんですかね?このハロウィン。一言でいえば日本でいうお盆みたいなものらしく、死者の魂がこの世に帰ってくる日。ただ、ハロウィンの場合は死者の魂と同時に魔物もやってきてしまいます。なるほど、この魔物たちに魂をとられないように魔物のカッコをするわけですね。 ハロウィンが近づくと、街にはハロウィン用と思しき商品が並びます。おもちゃ屋にはガイコツや魔女っぽい衣装のほか、かぼちゃがらみの商品が並び、スーパーマーケットにはカボチャやリンゴ、カラフルなとうもろこしなどがあふれてました。ハロウィンといえばカボチャ、というのが日本に育った私のハロウィンのイメージです。Jack-O'-Lanternを作ったこともありませんし、仮装したこともありません。ただ、仮装したアメリカの子供たちが、近所の家々を回っては『Trick or Treat?』と言っていたのをテレビか何かで見たことがあります。これは、お化けにお菓子をくれないと何か悪いいたずらをしちゃうぞ、という意味らしく、言われた家の人はいたずらされたくなくないので、「Treat」と言いながらお菓子をあげる、ということのようでした。 さて、今回初めてのハロウィン体験となったわけですが、残念ながらマンハッタンでのハロウィンはそんな子供たちが主役の地域のふれあい的なイベントではなかったような感じでした。その日は朝から変わったカッコをした人が街を闊歩し、中にはちょっと危ないカッコをした人もちらちらみかけられました。夕方になるにつれてその数は増え、もう街全体がお祭りムード。その極めつけが夜8時から6番街で行われたパレードでした。 18丁目付近でパレードを鑑賞したのですが、ホントにものすごい人ごみで、身動きをとることすらできず、足は踏まれるわ柵を乗り越える人に頭は蹴られるわで、日本の祭りでもなかなか体験できないほどの人ごみでした。別の場所でパレードを見ていた友人の話では私ほどの混み具合ではなかったらしく、単に私の運が悪かっただけかもしれませんが、今思い出してもすごい人ごみでした。肝心のパレードはというと、参加者の仮装もまちまちで、ハロウィンを意識した魔物の仮装をしている人もいましたが、ブッシュ大統領やスパイダーマンなどの着ぐるみ組、アニメキャラクターなどのコスプレ組、その他よくわからない仮装をしている人やほとんど何の仮装もしないままパレードしている人もいました。そういう意味ではすごくいい加減なのですが、このなんとなくテキトーな雰囲気がとても居心地がよく、その『いい加減』ぶりが、そこはかとなくアメリカらしいなぁと思う今日この頃なハロウィンでした。 < 前のページ次のページ >
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